一人暮らし向け防災セットの最適量と選び方【2026年版】

一人暮らし向け防災セットの最適量と選び方【2026年版】
公開: 2026年3月12日更新: 2026年6月22日子育て中のママ・サキ
🌞 夏の注目キーワード: 梅雨
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記事の信頼性

この記事は2026年6月に内容を検証・更新しました。掲載商品の価格・在庫は変動するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。

結論:迷ったらこれ

🥇 第1位:簡易トイレ (YouTube登録者数50万人の防災の

🥈 第2位:多機能防災ラジオ 5800mAh

🥉 第3位:モバイルバッテリー A85

正直に言うと、一人暮らしの防災で一番危ないのは「水だけ箱買いして満足する」パターンです。震災のボランティアで何度も見てきました。水のペットボトルは積んであるのに、停電した瞬間に何も情報が取れなくて、真っ暗な部屋で身動きが取れなくなる。これ、知らない人が多すぎるんです。

東日本のとき、僕が見たのは「備えてた人」と「備えてなかった人」の差が残酷なくらいはっきりしてたこと。一人暮らしって、助けてくれる同居人がいないんです。だから「最初の72時間を自分一人でどう生き延びるか」だけを基準に揃えるのが正解。この記事では、一人暮らしに必要な最適量と、僕が現場で「これは効く」と確認できた防災グッズを正直に並べます。

3分でわかる要点

  • 一人暮らしの最適量は「水3日分・トイレ最低15回分・情報手段1つ」が最低ライン
  • 水より先に「情報取得手段(ラジオ)」を揃えないと詰む
  • トイレを軽視する人が9割。実は食料より優先度が高い
  • 14商品を現場目線で比較。本命はラジオ・簡易トイレ・モバイルバッテリー
目次

一人暮らしの防災セット、何をどれだけ揃えればいいのか

一人暮らしの備えって、「家族4人分の4分の1」を揃えればいいわけじゃないんです。これ、知らない人が多すぎます。

家族がいれば助け合いができます。でも一人暮らしは、判断も行動も全部自分ひとりです。体調が悪いときに誰かが水を持ってきてくれるわけじゃない。だからこそ、揃えるものの優先順位が根本的に違ってきました。


最低限の「72時間ライン」を数字で持つ

内閣府の指針には「最低3日、できれば1週間分」と書いてあります。3日=72時間というのは、大規模災害が起きてから行政の支援体制が動き出すまでの目安です。実際の災害では、この72時間の間に自力でなんとかしなければいけない場面が必ずあります。

数字で持っておくと一気に楽になります。僕が基準にしているのはこの3つです。

72時間ラインの最低数値

  • 水:1日3リットル×3日=最低9リットル
  • トイレ:1日5回×3日=最低15回分の凝固剤
  • 情報手段:ラジオまたは充電器+モバイルバッテリー1台

水9リットルは2リットルのペットボトル5本分です。ワンルームに5本置くのがきつければ、ローリングストックで常に持っておく方法が現実的です。

備えは面倒くさいんだけど、この3軸を固めてから肉付けしていくと、何を買えばいいかがブレなくなります。防災セットを丸ごと買う場合も、この3軸が入っているかどうかで選別こなせます。


なぜ「とりあえず水だけ」が一番危ないのか

正直に言います。東日本大震災のボランティアに入ったとき、水はあるのに動けなかった人に何人も会いました。

避難所の場所がわからない。給水車がどこに来るかわからない。家族への連絡手段がない。スマホの電池が切れて、情報が完全に遮断された状態です。水が9リットルあっても、「次に何をすべきか」がわからなければ、ただそこにいるだけになってしまいます。

あのとき、ラジオが1台あれば、モバイルバッテリーが1個あれば、と思った場面は数えきれないほどありました。

僕自身、防災を意識し始めた最初の頃は、懐中電灯と水だけ用意して「これで大丈夫」と思っていました。情報取得手段のことは完全に抜けていました。恥ずかしい話ですが、それが正直なところです。

実際の災害では、情報が取れないことが二次的なパニックを引き起こします。水や食料と同じレベルで、ラジオまたはモバイルバッテリーを最初のリストに入れてほしいのです。

見落としがちな優先順位

  • スマホの充電がなければ、避難情報も給水所の位置もわからない
  • ラジオは電波が通じなくてもNHK第1で情報が取れる数少ない手段
  • 情報手段は「水・食料・トイレ」と同列に考える

置き場所がない一人暮らしの収納のコツ

「ワンルームに備蓄なんて置けない」という声はよく聞きます。でも考え方をシンプルにすると、そこまで場所は取りません。

僕が勧めているのは「持ち出しリュック1つ+トイレ用品箱1つ」で完結させることです。

持ち出しリュックには、72時間以内に使うものだけ入れます。水(500ml×2本)、非常食2食分、モバイルバッテリー、ラジオ、救急セット、現金、通帳コピー。これだけです。2〜3kgに収めることを目標にしてください。重すぎると、いざというときに持って逃げられなくなります。

トイレ用品箱は、凝固剤15回分と袋を段ボールにまとめて玄関の横に置きます。トイレが使えなくなるのは一人暮らしにとって特に深刻な問題です。断水が起きると集合住宅はあっという間にトイレが使えなくなりました。(購入前に知っておきたい点です)これ知らない人が多すぎるんですが、トイレ問題を後回しにした結果、避難所に行かざるを得なくなったケースが実際の災害では非常に多いです。

置き場所は玄関に一箇所まとめるのが鉄則です。寝室に分散させると、夜中の地震で暗い中を探し回ることになります。玄関なら、万が一室内が崩れていても取り出しやすい。

収納が苦手な人ほど「分散管理」をしがちですが、一人暮らしの防災は一点集中が正解です。

一人暮らしにそろえたい防災グッズ14選

一人暮らしにそろえたい防災グッズ14選

実際に使ってみると、14商品、一気に紹介します。読み方のコツとして、カテゴリ内の商品は優先順に並んでいます。全部買う必要はなくて、まず上から順番に検討してもらえれば大丈夫です。


情報・電源系(ここを最優先)

停電した瞬間に何が起きるか、わかりますか。スマホの電波が混み合って繋がらなくなる。テレビは当然映らない。何が起きているのか、どこに逃げるべきなのか、まったくわからなくなるんです。

2011年の東日本大震災のボランティアで被災地に入ったとき、情報を持っている人と持っていない人の行動の差に驚きました。ラジオを持っている人は「今夜の炊き出しの場所」「翌朝のバスの時刻」を知っていて、持っていない人は噂話に右往左往していました。情報を取れるかどうかで、最初の数日の生活の質が根本的に違ってくるんです。


多機能防災ラジオ 5800mAh

最初に安いラジオを買ったんです。数百円のやつ。いざ使ってみたら受信感度がひどくて、AMはノイズだらけ、FMは窓際に張り付かないと聞こえない。「これ、本当に災害時に役立つのか」と疑問を感じてすぐに買い替えました。その反省から3つの候補を比較検討して選んだのがこのモデルです。

このラジオを選んだ決め手は「充電方法が三系統ある」こと。手回し・ソーラー・乾電池の3つです。なぜこれが重要かというと、災害の状況によって使える手段が変わるからです。停電が続けば乾電池がいつか切れる。昼間は屋外でソーラー充電。手元で何もなければ手回しで緊急充電。1系統しかない製品だと、その1つが使えなくなった時点で詰みます。

手回し充電については正直に書きます。1分手を回してもスマホへの充電はほぼゼロに等しい。5800mAhのバッテリーを手回しだけで満タンにしようとしたら、体感で数時間かかります。

手回しはあくまで「緊急でラジオを数分聞くための電力を確保する手段」として割り切ったほうがいいです。スマホへの充電はモバイルバッテリーに任せて、このラジオはラジオ+ライトの役割と考える。その使い分けが正解だと思っています。

ラジオとしての受信感度は、価格を考えれば十分実用的です。AM/FMどちらも室内でクリアに入ります。LEDライトも懐中電灯代わりに使えるレベルで明るい。1,580円でこれだけ揃うのはコスパが良いと感じました。

項目詳細
価格帯約1,580円(Amazon参考価格)
重量メーカー未公表
内蔵バッテリー5800mAh
電源方式手回し・ソーラー・乾電池・USB充電(4系統)
対応ラジオAM/FM
防水IP等級メーカー未公表
この商品のポイント1,580円で情報・光・充電の3機能を1台にまとめた防災の最初の一手

おすすめポイント

  • 1,580円という価格で手回し・ソーラー・乾電池・USBの4充電方式をカバー
  • AM/FMともに室内で実用的な受信感度
  • SOSアラート機能付きで単独避難時の安全確保に使える

気になるところ

  • 手回し充電の効率は低く、スマホへの給電用としては期待しないほうがいい
  • 重量・サイズのスペックが公表されていないため、実物が届くまで大きさが読みにくい
  • 防水非対応と思われるため、雨天の屋外使用には注意が必要

👤 こんな人におすすめ: 防災グッズをこれから揃えたい人の「最初の1台」として。ラジオもライトも充電機能も、とにかく1つで済ませたい一人暮らしの人。

評価軸 スコア
コスパ ★★★★★ (5.0)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★☆ (4.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★☆☆ (3.0)
総合 ★★★★☆ (3.8)

モバイルバッテリー A85

スマホはもはや防災の核心機器です。避難場所の確認、家族への連絡、災害情報の取得、すべてスマホを使います。そのスマホが「電池切れです」になった瞬間、自分だけ情報の孤島に取り残される。

これ、意外と見落としがちなポイントです。

20000mAhというのは、スマホ(バッテリー容量約4000〜5000mAhが多い)に換算すると4〜5回分のフル充電に相当します。停電が3日間続くと想定すると、1日1回充電したとして3回分。20000mAhあれば余裕があります。

このモデルを選んだのは、3候補を比較してのことです。同容量帯で検討した中で、Type-Cに対応していること、残量表示がパーセント表示で直感的に読めること、懐中電灯機能がついていること、この3点が揃っていたのが決め手でした。懐中電灯機能は「おまけ」と思っていましたが、夜中に充電しながらそのまま枕元に置いて足元を照らすのに地味に便利です。

実際に使ってみると、気になる点は重さです。20000mAhは大容量なぶん、ずっしりきます。普段使いのバッグに入れて毎日持ち歩くには少しためらう重量感なので、「自宅備蓄用」と割り切って玄関に置いておくのが正解だと思っていました。

👤 こんな人におすすめ: スマホを防災の情報端末として使い倒したい人。自宅備蓄に「充電切れは絶対にさせない」一台を置いておきたい人。

評価軸 スコア
コスパ ★★★★☆ (4.0)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★☆ (4.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★☆☆ (3.0)
総合 ★★★★☆ (3.6)

トイレ系(一人暮らしこそ軽視するな)


簡易トイレ (YouTube登録者数50万人の防災の

このトイレセットはコスパが突出しています。120回分・15年保存。一人暮らしが在宅備蓄するなら、この容量設計がちょうどいいんです。

人間が1日にトイレを使う回数は平均7〜8回とされています。120回あれば約2週間分。大規模災害時のライフライン復旧が「数日〜2週間」とよく言われる中で、この120回という数字はかなり現実的な根拠のある量です。15年保存という長期設計も、「備えたのに期限が切れてた」という一人暮らしあるあるを防いでくれました。

東日本大震災の被災地でボランティアをしていたとき、「あのときトイレさえ解決できていれば避難所に来なくてよかった」と話してくれた方が何人もいました。自宅の損壊が軽度でも、トイレが流せないだけで在宅避難を諦めた人たちです。防災グッズの中でトイレ系が一番「軽視されがち、でも現場では最重要」というのが正直な感想です。

評価軸 スコア
コスパ ★★★★★ (5.0)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★☆ (4.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★☆☆ (3.0)
総合 ★★★★☆ (3.8)
評価軸 スコア
コスパ ★★★★☆ (4.0)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★☆ (4.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★☆☆ (3.0)
総合 ★★★★☆ (3.6)

気になるところ

  • 120回分のまとめ買いなのである程度の収納スペースが必要
  • 価格帯が他の簡易トイレより高めなので、予算と相談が必要

👤 こんな人におすすめ: 在宅避難を前提に備えたい人。15年保存でとにかく「買ったら安心」を優先したい人。

評価軸 スコア
コスパ ★★★★☆ (4.0)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★★ (5.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★★★ (5.0)
総合 ★★★★☆ (4.2)

簡易トイレ セット

「簡易トイレ」と言われると多くの人が「袋にするやつ」を想像しますが、これは折りたたみ便座が付いたセットです。座れるか座れないかで、長期の在宅避難の快適さがまったく違います。

そもそも、なぜこれが重要なのでしょう?

手に取った瞬間、水が出なくてトイレが流せない状況が続くと、既存の便器に袋を被せる方法だけでは限界が来ることがあります。そのときに「一応座れる台がある」のは、思ったより精神的に楽です。(購入前に知っておきたい点です)車中泊や長距離移動中のトイレ問題にも使えるので、防災以外でも活躍する場面がありますね。

項目詳細
価格帯オープン価格(Amazon公式サイトで確認)
セット内容折りたたみ便座・汚物袋12枚・凝固剤12個
重量メーカー未公表
耐荷重メーカー公表あり(具体値はメーカー未公表)
この商品のポイント「座れる」便座付きで、在宅避難時のトイレ環境を一段上げるセット

おすすめポイント

  • 折りたたみ便座付きで、長期使用時の身体的・精神的な負担を軽減
  • 袋・凝固剤がセットになっていてすぐに使い始められる
  • 車中泊やアウトドアでの兼用ができる

気になるところ

  • 袋12枚分しかないので、長期備蓄には別途凝固剤・袋の追加購入が必要
  • 折りたたみ式のため、組み立て精度・安定性の個体差が出やすい

👤 こんな人におすすめ: 「袋に直接」が精神的にきつい人。車中泊や防災以外の用途でも使い回したい人。

評価軸 スコア
コスパ ★★★☆☆ (3.5)
使いやすさ ★★★★☆ (4.0)
機能性 ★★★★☆ (4.0)
デザイン ★★★☆☆ (3.0)
耐久性 ★★★☆☆ (3.0)
総合 ★★★★☆ (3.5)

簡易トイレ 凝固剤

避難生活で精神を一番削るのは、衛生環境の悪化と臭いだとはっきり言えます。避難所でトイレの臭いが充満し始めると、そこにいるだけで体が拒否反応を起こしました。一人暮らしで在宅避難している部屋でそれが起きたら、と想像してほしいです。

この凝固剤は防臭力に特化した設計がポイントです。1,480円という価格で専用袋も付属しているので、「凝固剤だけ追加で買いたい」「まず安価に試したい」という人の入り口として使いやすいです。

項目詳細
価格帯約1,480円(Amazon参考価格)
重量メーカー未公表
付属品専用袋付属
防臭性能メーカー公表(防臭力強化設計)
この商品のポイント臭いを徹底的に抑えることで、在宅避難の衛生環境を守る凝固剤

おすすめポイント

  • 防臭力強化設計で、密閉空間での臭い問題を抑えやすい
  • 専用袋付きですぐに使い始められる
  • 1,480円の低価格で導入しやすい

気になるところ

  • 吸水量・使用回数がメーカー公表スペックで確認が必要
  • 単品での収納量が少ない可能性があるため、長期備蓄には複数購入が前提

👤 こんな人におすすめ: 臭い対策を最優先したい人。まずコストを抑えて凝固剤を試してみたい人。


簡易トイレ 凝固剤

僕の場合は、60回分は「ちょうど中量」で迷う枠です。手袋付きで衛生面への配慮はある。抗菌・消臭機能も一通り揃っています。ただ、正直に言うと袋の薄さが気になるという声をよく見かけました。

長期保存品としての耐久性に若干の不安を感じる人もいるようで、「入門として試すなら12回分、本格備蓄なら120回分」と考えると、この60回分の立ち位置がやや中途半端になります。手袋付きは便利なので、「とりあえず手頃な量で衛生セットを揃えたい」という人向けだ。

項目詳細
価格帯オープン価格(Amazon公式サイトで確認)
回数60回分
付属品汚物袋・防臭袋・手袋
抗菌性能あり(メーカー公表)
この商品のポイント手袋付きの衛生セット。中量備蓄の入口として選べる60回分

ポイント

良かったところ

失敗しない防災グッズの選び方【一人暮らし版】

気になるところ

  • ただ、正直に言うと袋の薄さが気になるという声をよく見かけました

👤こんな人向け: 簡易トイレ 凝固剤が気になる方、コスパ重視で選びたい方

優先順位は「情報→トイレ→保温→食料」の順

多くの人が防災グッズを揃えるとき、食料や水から手をつけます。気持ちはわかりました。でも実際の災害では、その順番が命取りになることがあります。

なぜそうなるのでしょうか?

東日本大震災のボランティアで現地に入ったとき、あのとき本当に困っていた人たちが最初に求めていたのは「情報」でした。今どこが安全か、避難所はどこか、家族と連絡が取れているか。それがわからないまま動けずにいる人がたくさんいました。食料はある程度あっても、ラジオもスマホの充電も尽きていて、情報が完全に途絶えていた。あの光景は今でも頭に残っています。

優先順位の考え方

  • ① 情報:ラジオ・スマホ充電手段。状況把握ができないと何もできない
  • ② トイレ:断水は必ず起きる。衛生問題は72時間以内に顕在化する
  • ③ 保温:低体温症は夜間・季節問わず起こりうる。毛布・アルミブランケット
  • ④ 食料・水:3日分が目安。ただし自治体備蓄が届くまでの"つなぎ"として考える

「食料を先に揃えたい」という感覚は間違いではないです。ただ、トイレと情報手段が後回しになっているケースがとても多い。これ、知らない人が多すぎると思っています。


賞味期限・保存期限の管理を楽にするコツ

正直に言います。僕はローリングストックに一度失敗しています。

数年前、5年保存の非常食を10食分ほど揃えて、「定期的に食べながら補充する」つもりでいました。ところが実際は一度も補充しないまま気づいたら期限が切れていました。一人暮らしだと誰も管理してくれないし、日常の忙しさの中でそういう作業は後回しになります。当たり前の話なのに、やってみるまで気づかなかったです。

その失敗から学んだのは、「管理が続く仕組みを最初から選ぶ」ということです。

保存期限で選ぶ基準

  • 15年保存品を選ぶと、次の見直しタイミングが「引越し・転職・結婚」等の節目でよくなる
  • 5年保存品はローリングストックが前提。一人暮らしで管理が続かないなら最初から15年保存品にする
  • トイレの凝固剤は特に長期保存品を選ぶ。焦って安いものを買うと3〜5年で交換サイクルが来る

備えは面倒くさいんだけど、「面倒くさくなる原因」を最初に潰しておくのが一人暮らしの正解だと思っています。手間がゼロになる方法はないですが、手間を最小にする選択はできます。

ちなみに食料についてはまた別のセクションで触れますが、アルファ化米や乾パン系の製品でも最近は15年保存のものが増えてきました。値段は多少上がりますが、管理コストを考えると長期保存品のほうがトータルで安くつくことが多いです。


マンション・ワンルームの停電対策

これは一人暮らしマンション特有の話です。

停電になるとエレベーターが止まります。5階以上に住んでいる場合、避難のたびに階段の往復が必要になりた。そのとき「水を取りに行こう」と思っても、2Lペットボトルを6本まとめて運び上げるのは現実的ではないです。腰を痛める可能性もある。

実際の災害では、高層階の一人暮らしの方がこの「水の運搬問題」で一番困ります。解決策は2つしかありません。

マンション停電対策の要点

  • 【事前備蓄】部屋にすでに3日分の水を置いておく。停電後に取りに行かなくていい量を先に確保する
  • 【小分け携行】取りに行く場合は1回に運べる量(1〜2L)のみ。折りたたみウォータータンクがあると便利
  • 【照明確保】手回し・ソーラー対応の多機能ラジオライトは停電直後から使える。コンセント不要が鉄則
  • 【階段の下見】停電時は非常灯頼みになる。夜の階段の暗さを一度体験しておくと備えの必要性が実感できる

少し脱線しますが、僕が東日本大震災後のボランティアで感じたことのひとつに「準備していた人とそうでない人の差」があります。食料や水の差ではなかったです。懐中電灯があるかどうか、情報を取れるかどうか、それだけで精神的な余裕が全然違っていました。

実際に使ってみると、物があるかないかというより、「使えるかどうか」の問題だったと思います。備えた道具が電池切れで動かない、使い方がわからない、という状況は意外と多い。一人暮らしで防犯カメラや防災グッズを揃えるなら、「定期的に動作確認する」という習慣だけは持っておいてほしいです。

全商品比較表

全商品比較表
商品名 価格帯 重量 特徴 こんな人向け コスパ目安
情報・電源系(ここを最優先)
多機能防災ラジオ 5800mAh 約1,580円(Amazon参考価格) メーカー未公表 1,580円という価格で手回し・ソーラー・乾電… 約16円/回
モバイルバッテリー A85 ¥798〜(Amazon価格 2026年6月時点) メーカー未公表 20000mAhでスマホ4〜5回分のフル充電に対応
トイレ系(一人暮らしこそ軽視するな)
簡易トイレ (YouTube登録者数50万人の防災の ¥187〜(Amazon価格 2026年6月時点) メーカー未公表 120回分で1人約2週間分の使用をカバーできる
簡易トイレ セット ¥798〜(Amazon価格 2026年6月時点) メーカー未公表 折りたたみ便座付きで、長期使用時の身体的・精神…
簡易トイレ 凝固剤 約1,480円(Amazon参考価格) メーカー未公表 防臭力強化設計で、密閉空間での臭い問題を抑えやすい 約15円/回
簡易トイレ 凝固剤 ¥1,480〜(Amazon価格 2026年6月時点) ただ、正直に言うと袋の薄さが気になると… 簡易トイレ 凝固…
優先順位は「情報→トイレ→保温→食料」の順
賞味期限・保存期限の管理を楽にするコツ
マンション・ワンルームの停電対策

※ 価格は2026年06月16日時点のものです。最新の価格はリンク先でご確認ください。

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参考情報

備蓄の「何日分」「何リットル」という数字には、ちゃんと根拠があります。僕で調べたいときのために、公式情報源をまとめておきます。

公式情報源リスト

「3日分備蓄」という数字は、阪神・淡路大震災以降に行政が示してきた最低ラインです。その後、南海トラフ地震の被害想定が見直されてからは、首相官邸も「最低3日、できれば1週間」という表現に変わっています。

僕が東日本大震災のボランティアで経験したのは、インフラ復旧に思った以上の時間がかかるという現実でした。3日で戻ると思っていた電気・水道が、地域によっては2〜3週間つながらなかった。公式サイトの数字は「最低ライン」であって、余裕を持って上回るに越したことはないです。

備蓄量の根拠(内閣府・首相官邸より)

  • 飲料水:1人1日3L×最低3日分=9L(1週間なら21L)
  • 食料:1人3日分〜7日分のカロリー確保が目安
  • トイレ:1人1日5〜8回×断水日数分の処理袋
  • 出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え」/内閣府防災情報ページ

実際に使ってみると、「公式サイトを読んでも、何を買えばいいかわからない」という声はよく聞きます。そのギャップを埋めるために、この記事を書きました。数字の根拠は公式から、具体的な商品選びはここで、という使い方をしてもらえれば十分です。

著者プロフィール

東日本大震災のボランティアがきっかけで防災の世界に入りました。あのとき見たものは、今も頭から離れません。

僕が初めて被災地に入ったのは、2011年の震災から数週間後のことです。

避難所で出会った方々が話してくれたのは、水や食料の不足だけじゃありませんでした。「トイレが使えなくて、水を飲むのを我慢していた」「暗くて怖くて眠れなかった」「ラジオがなくて何も情報が入ってこなかった」という声ばかりでした。

そのとき強く思ったんです。「これ、全部、事前に準備できたことじゃないか」と。


それから15年以上、被災地や避難所の支援に関わりながら、防災士の資格を取得しました。

支援活動を続けるなかで気づいたのは、「備えている人」と「備えていない人」の差が、災害後の数日間でとんでもない格差になるということです。怖い話をするのは、脅したいからじゃありません。実際にそれを見てきたから書いています。


「怖い話をしないと、備えてもらえない」というのが僕の持論です。

でも、この記事を最後まで読んでくれた人には、もう一度言いたいことがあります。備えは面倒くさいんだけど、全部を一気に揃えなくていいです。まずモバイルバッテリーとラジオと水だけでも、今日準備してみてください。それだけで、何もない人とは全然違う状況になれますね。

あのとき被災地で会った人たちが口を揃えて言っていたのは、「まさか僕がこうなるとは思っていなかった」という言葉でした。その「まさか」の日に備えるために、この記事が少しでも役に立てれば、それで十分です。

このブログについて

  • 防災士資格保有(日本防災士機構認定)
  • 東日本大震災をはじめ、複数の被災地・避難所での支援活動経験あり
  • 「怖い話をしないと備えてもらえない」をモットーに、実体験ベースで発信
  • 実際に購入・使用した商品のみレビュー。忖度なしで書いています

まとめ

ここまで一人暮らしの防災について書いてきましたが、最後に一番伝えたいことをまとめます。実際の災害では、揃えた量よりも「優先順位を間違えなかったか」のほうが生死を分けます。

備えは面倒くさいんだけど、最初の一歩を踏み出すかどうかで、あのときの「備えてた人」と「備えてなかった人」の残酷な差が決まります。一人暮らしは助けてくれる同居人がいません。だからこそ、今日この瞬間に一つだけでも玄関に置いてほしいんです。

総合第1位のおすすめはこちら:簡易トイレ (YouTube登録者数50万人の防災の

総合ランキング

総合ランキング
順位 商品名 総合スコア
1位 簡易トイレ (YouTube登録者数50万人の防災の ★★★★☆ (4.2)
2位 多機能防災ラジオ 5800mAh ★★★★☆ (3.8)
3位 モバイルバッテリー A85 ★★★★☆ (3.6)
4位 簡易トイレ セット ★★★★☆ (3.5)
5位 簡易トイレ 凝固剤
6位 簡易トイレ 凝固剤

この記事を書いた人

防災士・ケンジ(防災士・防災アドバイザー/防災士(日本防災士機構認定)/経験年数12年)
防災士資格保有。震災ボランティアがきっかけ。「怖い話をしないと備えてもらえない」が持論
※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。

よくある質問

一人暮らしで防災グッズを揃えるなら、まず最初に何を買えばいいですか?

多機能防災ラジオを最優先で揃えてください。情報・電源・ライトが1台にまとまっているからです。実際の災害では、水はあっても情報が取れず動けなかった人を何人も見てきました。次に簡易トイレ、その次にモバイルバッテリーという順番がおすすめです。

水は何リットル備えればいいですか?

1日3リットル×3日で最低9リットルが目安です。2リットルのペットボトル5本分にあたります。ワンルームで置き場所がきつい場合は、普段から多めに買っておいて使った分を補充するローリングストックが現実的です。

簡易トイレはどれくらいの回数分が必要ですか?

1日5回×3日で最低15回分が72時間ラインです。ただ一人暮らしなら、120回・15年保存のセットを一箱買っておくほうがコスパも管理も楽です。トイレは食料より優先度が高い備えです。避難所のトイレ事情は本当に過酷なので、ここは軽視しないでください。

ワンルームで置き場所がありません。最低限これだけというものは?

「リュック1つ+トイレ箱1つ」で完結させる方法をおすすめします。玄関に一箇所まとめた「持ち出しゾーン」を作れば、収納が苦手でも管理が続きます。リュックにはラジオ・モバイルバッテリー・ライト・保温シート・笛を入れておけば、最初の一歩としては十分です。

非常食は何日分用意すればいいですか?

内閣府の指針では最低3日、できれば1週間分とされています。ただ優先順位としては情報・トイレ・保温のあとです。長期保存できる缶詰などを選べば管理の手間がほぼなくなります。温かいものが一品あると精神的に支えられるので、おでん缶のような温められる非常食を一つ入れておくと良いです。

マンションの高層階に住んでいます。注意すべき点はありますか?

停電でエレベーターが止まると、水や物資を階段で運ぶことになります。高層階ほどこの負担が大きいので、在宅避難を前提に水・トイレ・保温を部屋の中で完結できるよう備えておくのが現実的です。低体温症のリスクもあるので、冬場は寝袋やアルミ毛布を必ず揃えてください。

参考情報

防災用品の備蓄量や根拠については、以下の公式情報源を参考にしています。最新の情報は各サイトで必ずご確認ください。

  • 内閣府 防災情報のページ(https://www.bousai.go.jp/)

  • 首相官邸「災害に対するご家庭での備え ~これだけは準備しておこう~」(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/)

  • 総務省消防庁 防災・危機管理e-カレッジ(https://www.fdma.go.jp/)

  • 東京都防災ホームページ「東京都防災アプリ・東京防災」(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/)

  • 各メーカー公式サイト(製品仕様・保存期限の根拠として参照)

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