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最終更新日: 2026年4月27日

災害時に赤ちゃんや新生児を守るための防災グッズ選びは、通常の大人用セットとは全く違います。「何をどれだけ揃えれば安心なのか」「0歳児や乳児向けの本当に必要なものは?」と悩む方が多いのが現実です。特に月齢や発達段階によって必要なアイテムが異なるため、育児経験が少ないご家庭や初めての備えでは迷いがちです。
この記事では、避難所で実際に困ったこと、備えて後悔したもの・役立ったものなど、リアルな声も交えて解説します。
新生児・赤ちゃん向け防災グッズの選び方と月齢別チェックリスト
赤ちゃんの防災グッズ選びは、大人用と全く違います。僕が東日本大震災でボランティアをしたとき、「赤ちゃん連れで避難している家族は本当に大変だ」と痛感しました。実際の災害では、赤ちゃんの月齢や成長段階ごとに必要なものが全然違います。面倒くさいですが、リストアップしておくことが命を守る一歩です。
新生児期(0〜2ヶ月)に必要な防災グッズ
生まれたての赤ちゃんは免疫が弱く、環境の変化に極端に弱いです。最低限、紙おむつ・おしりふき・ガーゼ・哺乳瓶・粉ミルク(液体ミルクがあればより安心)・母子手帳・抱っこひもは必須です。僕が現場で見た最大のトラブルは「ミルク用のお湯が手に入らない」「哺乳瓶が洗えなくて感染症リスクが高まった」というケースです。あと、母子手帳がないと避難所で医療支援を受けるのが難しくなります。
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乳児期前半(3〜6ヶ月)に必要な防災グッズ
3ヶ月を過ぎると首がすわり始め、外の刺激にも徐々に慣れてきますが、授乳やおむつの頻度は変わりません。防災グッズとしては、授乳用ケープや目隠しになるバスタオルが役立ちます。避難所ではプライバシーが取れません。僕自身「授乳スペースが全く足りない」というママの声を何度も聞きました。哺乳瓶の洗浄が一層難しくなるので、紙コップやジップロックで代用する工夫も必要です。
乳児期後半(7〜12ヶ月)に必要な防災グッズ
動きが活発になってくる時期。離乳食や麦茶、柔らかいおやつが要ります。僕は「ベビーフードのパウチを十分に備蓄していなかった」家庭が、避難所で大人の食事をすり潰して食べさせていたのを見ました。これ、実際に危険です。アレルギーや消化不良で体調を崩す赤ちゃんが本当に多かったです。折り畳みタイプのベビーカーや、抱っこひもは避難路によっては邪魔になるので、事前に歩くルートで試しておきましょう。
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発達段階別:寝返り・おすわり・ハイハイ期のポイント
寝返りやおすわりが始まると、赤ちゃんの行動範囲が一気に広がります。僕の知り合いは「赤ちゃんがハイハイで避難所の床を這った結果、肌荒れや湿疹がひどくなった」と話していました。避難所の床はとにかく冷たいし、衛生面も最悪です。レジャーシートや薄手のマットを一枚でも多く用意してください。
避難方法別:避難所・在宅・車中泊シナリオの違い
避難所の場合は「とにかく物理的スペースが足りない」「騒音や温度管理ができない」という現実があります。在宅避難なら給水・電気が止まっても使えるグッズを優先。車中泊はチャイルドシートや防寒グッズ、カーテン類が必須です。僕自身、「車の中で赤ちゃんと一晩過ごした家族が、思った以上に体力を消耗していた」のを目の当たりにしました。これ知らない人が多すぎますが、車内の温度管理と赤ちゃんの寝床対策は絶対に甘く見ないでください。
失敗談として、最初に用意した防災リュックが大きすぎて玄関から持ち出せなかった家庭がありました。必要なものを厳選して、小分けにしておくのが現実的です。
赤ちゃん・新生児向け防災グッズおすすめ12選

ここからは、実際に役立つと感じた防災セット・グッズをピックアップします。正直、値段が高いから良いというわけではありません。僕が手に取って「これは本当に現場で使える」「これはちょっと微妙」と思った部分も含めて、熱量に差をつけて紹介します。
LA・PITA (ラピタ) 赤ちゃん を守る 防災セット BABY BOX 出産祝い 内祝い プレゼント ギフト 防災グッズ おもちゃ ベビー 安全 グッズ ス
(楽天)
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価格帯
約13,000〜16,000円
重さ
約3.5kg
セット内容
哺乳瓶・おむつ・おしりふき・液体ミルク・おもちゃ・衛生グッズ・母子手帳ケースなど
保存期間
食品5年、その他3年
総評: 新生児向けでは最強クラスのセットです。液体ミルク入りが本当に助かります。おもちゃや母子手帳ケースも地味にありがたいです。見た目もギフト感があり、出産祝いにも使えるのがポイントです。
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👤こんな人向け:出産祝い・内祝いなど贈答用にも。赤ちゃんと初めての避難に備えたい家族。
LA・PITA (ラピタ) 赤ちゃん を守る 防災セット BABY BOX(別バージョン)
(楽天)
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価格帯 約12,000円 重さ 約3kg セット内容 赤ちゃん用衛生グッズ・おもちゃ・簡易寝具・調乳用水など 保存期間 食品5年
総評: 液体ミルクの有無や内容物が微妙に違うバリエーション。こっちもおもちゃ入りで、赤ちゃんの気分転換に役立ちます。保存水が多めなのが地味にありがたいです。
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👤こんな人向け:液体ミルクが不要な方や、保存水を重視したい家庭。
ヘルメット付き 防災セット 4人用 RN女性にも 防災リュック 防災グッズ 非常用持ち出し袋 地震対策
(楽天)
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価格帯 約20,000〜25,000円 重さ 約8kg(4人分セット) セット内容 ヘルメット4個・保存食・保存水・衛生グッズ・アルミブランケット・簡易トイレなど 保存期間 食品5年
総評: 家族全員分をまとめて備えたい人向け。ヘルメット4個入りは珍しいです。東日本大震災のとき、落下物でケガをした子どもも多かったので、頭の保護は本当に重要です。ただし、リュックがかなり大きく、女性1人では持ち運びが大変な場合も。
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👤こんな人向け:家族4人分を一括で備えたい家庭。運搬に自信がある方。
防災セット ベーシック 1人用 女性にも 防災リュック 防災グッズ セット 非常用持ち出し袋
(楽天)
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価格帯 約8,000〜12,000円 重さ 約2.5kg セット内容 保存食・保存水・懐中電灯・簡易トイレ・衛生グッズ・アルミシートなど 保存期間 食品5年
総評: 1人用としては非常にバランスが良いセットです。コンパクトで女性でも持ち運びやすいのが強みです。内容も必要最小限が揃っているので、最初の一歩に向いています。
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👤こんな人向け:赤ちゃん以外にも家族で個別に備えたい方。女性にもおすすめ。
防災セット 中身だけ 2人用 防災士監修 ファーストエイドキット付き 防災グッズ 避難グッズ 警戒レベル5 L5NK02
(楽天)
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価格帯 約10,000円 重さ 約3kg セット内容 保存食・保存水・衛生グッズ・簡易トイレ・救急セット・寝具など(リュックなし) 保存期間 食品5年
総評: 中身だけタイプは、好きなリュックに詰め替えたい人向きです。僕が現場で見て「これは便利」と思ったのは、救急セットがしっかり入っている点。赤ちゃんのケガにも対応しやすいです。
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👤こんな人向け:既存のリュックを使いたい人。自分で中身を追加したい方。
防災セット FAROLA 1人用 防災リュック 防災グッズ 防災 非常用持ち出し袋 地震
(楽天)
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価格帯 約7,000〜10,000円 重さ 約2kg セット内容 保存食・保存水・衛生グッズ・簡易トイレ・アルミブランケット・懐中電灯など 保存期間 食品5年
総評: 必要最低限をしっかりカバー。軽量なので避難時にもとっさに持ち出しやすいです。リュックのデザインもシンプルで、普段から玄関に置いても違和感ありません。
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👤こんな人向け:最低限の備えから始めたい方。赤ちゃんグッズは自分で追加したい人。
防災セット 中身だけ 4人用 防災士監修 ファーストエイドキット付き 防災グッズ 避難グッズ 警戒レベル5 L5NK04
(楽天)
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価格帯 約18,000円 重さ 約7kg セット内容 保存食・保存水・衛生グッズ・簡易トイレ・救急セット(リュックなし) 保存期間 食品5年
総評: 4人分を一括で揃えたいけど、リュックは自分で選びたい人に最適です。内容はしっかりしているが、かなり重いので分散して持ち出す必要があります。
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👤こんな人向け:家族4人分をまとめて備えたい人。自分でバッグを選びたい方。
3日間生き延びるための緊急防災セット 非常用品セット, 防災グッズ, 非常用トイレ袋, 飲料水, 非常食, 救助袋, オレンジリュック付き
(楽天)
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価格帯 約6,000円 重さ 約1.8kg セット内容 保存食・保存水・非常用トイレ袋・救助袋・懐中電灯・リュックなど 保存期間 食品5年
総評: 最低限の3日分がコンパクトなリュックにまとまっています。価格も抑えめで、最初の防災グッズとしては十分です。ただし、赤ちゃん専用のアイテムはほとんど入っていません。
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👤こんな人向け:とにかく手軽に始めたい方。必要に応じて自分で中身を足したい人。
赤ちゃん・新生児の避難で本当に困るポイントと後悔しない備え方

僕が現場で感じたのは、「細かい備えの抜け」が一番の落とし穴だということです。ここでは、赤ちゃんと避難する際に本当に困るポイントと、後悔しないための備え方を具体的に解説します。
授乳・ミルク・離乳食の備えと注意点
実際の災害では、お湯が出ない・哺乳瓶が洗えない・粉ミルクが足りない、この3点が本当に多かったです。液体ミルクは衛生的で本当に助かりますが、普段から飲み慣れさせておかないと、いざというとき赤ちゃんが受け付けないことも。僕の知り合いは「非常時だけ液体ミルクを出したら、全く飲んでくれなくてパニックになった」と言っていました。離乳食もレトルトやパウチを普段から使って慣らしておきましょう。
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おむつ・衛生管理・簡易トイレの使い方
おむつ不足は避難所での大問題。僕が見た家庭では「足りなくて大人用を分解して使った」という話もありました。衛生管理が甘いと、すぐにおしりかぶれや感染症につながります。おしりふき・除菌シート・ビニール手袋は多めに用意しましょう。あと簡易トイレですが、実際に使ってみないと「赤ちゃんを抱っこしながら自分で使うのがどれだけ大変か」わかりません。車中泊になるケースでも、消臭袋や使い捨てトイレは必須です。
赤ちゃんの防寒・暑さ対策グッズ
災害時の温度管理は本当に難しいです。避難所や車中泊では、夏はとんでもなく暑く、冬はびっくりするほど寒いです。僕がボランティアで見た赤ちゃんは、レジャーシートとアルミブランケットだけでは全然足りず、厚手のタオルや毛布が命綱になっていました。逆に夏は、冷却シートやうちわ、ペットボトルで作れる即席アイス枕が役立ちます。
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情報収集・連絡手段(停電時のラジオ・モバイルバッテリーなど)
停電時の情報源として、手回しラジオやモバイルバッテリーは本当に重要です。スマホ1台で全部済ませようとすると、充電切れで孤立します。僕が後悔したのは「ラジオは持っていたけど、乾電池が切れていて意味がなかった」ことです。乾電池式と手回し式をダブルで用意するのが確実です。
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怖い話をすると、災害時は「何とかなるだろう」と思っていた家庭のほうが苦労していました。備えは面倒くさいですが、現場で後悔しないための一歩です。
まとめ
-
新生児・赤ちゃんの防災グッズは、大人用と全く違い、月齢や発達段階ごとに必要なものが変わります。
-
実際の災害現場では「哺乳瓶が洗えない」「おむつが足りない」「授乳スペースがない」といった声が多く、備えの抜けが命取りになることもあります。
-
防災セットは、重さ・収納性・使い勝手・賞味期限・安全性を必ず確認し、家族構成や避難シナリオごとに最適なものを選びましょう。
-
面倒でも、月齢ごとのチェックリストを作って備蓄することが、赤ちゃんを守る最初の一歩です。
-
実際に役立ったグッズ・後悔した備えの実例を参考に、「自分の家庭なら何が必要か」を今一度見直しましょう。
よくある質問
- 新生児・0歳児の防災グッズで絶対に外せないものは何ですか?
-
紙おむつ・おしりふき・消毒綿・哺乳瓶・粉ミルクまたは液体ミルク・母子手帳・抱っこひもが必須です。特にミルク用のお湯や哺乳瓶の衛生管理が課題になるため、使い捨て哺乳瓶や液体ミルクも推奨します。
- 月齢ごとに防災グッズはどう変えればいいですか?
-
0〜2ヶ月は衛生・授乳重視、3〜6ヶ月はプライバシー対策や哺乳瓶の洗浄グッズ、7〜12ヶ月は離乳食やおやつ・麦茶が追加されます。動きが活発になる後半は安全対策グッズも必要です。
- 避難所で赤ちゃんと過ごすときに一番困ることは?
-
授乳スペースやおむつ交換の場所が確保できないこと、哺乳瓶の消毒・洗浄ができず感染症リスクが高まること、赤ちゃん用の食事や水分が手に入りづらいことです。
- 防災セットは赤ちゃん専用を買うべきですか?
-
大人用と兼用できる部分もありますが、赤ちゃん専用の防災グッズ(特にミルク・離乳食・衛生用品など)は必ず別に揃えましょう。市販の赤ちゃん向けセットは内容を確認し、必要に応じて追加や入れ替えをしましょう。
- 備蓄の賞味期限や保管方法で気をつけることは?
-
粉ミルク・離乳食・飲料水は定期的に賞味期限を確認しましょう。直射日光・高温多湿を避けて保管し、普段使いしながらローリングストックするのがおすすめです。
- 実際の災害で「これがあれば…」と後悔したものは?
-
液体ミルク、使い捨て哺乳瓶、消毒綿、授乳ケープ、ベビーフード(パウチ)、モバイルバッテリー、簡易トイレ、携帯ラジオなどです。どれも現場で「持っていれば…」という声が多かったです。
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参考情報
-
消費者庁「災害時の乳幼児用食品等の備え」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/disaster/disaster_food/ -
日本赤十字社「災害時の乳幼児の栄養とケア」
https://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/180119_003157.html -
LA・PITA(ラピタ)公式サイト
https://lapita.jp/ -
防災士監修の防災グッズ比較サイト
https://bousai.goods.com/ -
内閣府「防災情報のページ」乳幼児の災害対策
https://www.bousai.go.jp/
この記事を書いた人
防災士・ケンジ
防災士・防災アドバイザー
東日本大震災の被災地ボランティア経験を活かし、乳幼児や家族向けの実践的な防災アドバイスを発信。これまで100商品以上の防災グッズを比較・レビュー。現場で「本当に役立つ備え」を日々追求しています。
免責事項
本記事の内容は、著者の実体験および各種公的情報・各メーカー公式サイトをもとに作成していますが、紹介した防災グッズやサービスの安全性・有効性・最新情報を保証するものではありません。実際のご利用や備蓄・購入については、必ずご自身で最新情報を確認のうえ、必要な判断を行ってください。
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